人気ブログランキング | 話題のタグを見る

6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。

今日は待望のカッパドキヤへ。  

途中 230km程走ったところで停車してスルタンハーヌ(隊商宿)を見学。
かっての東西文化の交流に大きな役割を果たしたのがシルクロードである。写真は当時、シルクロードを往来した商人たちが宿泊したスルタンハーヌの隊商宿である。出入り口は正面にあるものがひとつで、明るいうちだけ開いている。

いよいよ待望のカッパドキアへ。
カイマルク地下都市、ウチヒサール、パジャパー、スリ-シスターズ、アヴァノス、ゼルベ、,ラクダ岩、クルチュウラル谷と見どこらろ満載、

カッパドキアは、標高1000メートルを超えるアナトリア高原中央部に、100km²近くにわたって岩石地帯が広がる台地で、キノコのような形の奇岩が林立し、巨岩がそびえる景観はまさに自然の驚異であり圧倒される景観であった。この不思議な風景は、柔らかい地層と硬い地層が重なり合い侵食されて生み出されという。3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士たちが、カッパドキアに移り住み、柔らかい岩をくり抜いて住居や教会をつくったのだという。住居跡に入って見た。

6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_15393894.jpgカイマルク地下都市キリスト教徒たちは敵から一時的に身を隠す場所を地下に求め住んだという。それが1965年に発見された地下都市である、地下8階、深さ65メートルに及ぶ巨大なもので、地下1階のワイン製造所、地下2階の食堂、居間、寝室、収容人数に合わせて自由に掘り進められ、地下5階をつなぐ通路には、外敵が襲ってきた時通路をふさぐため、1トンもの大きな石を転がして通路を閉じる仕掛けもあった。暗い通路を懐中電灯の光を頼りに歩き進むのだがそのわきに違う通路が枝のようにわかれていて一度曲がったら迷子となってしまいそうに複雑であった。そして、最下層の空間は十字架の形に掘られた教会になっていてキリスト教徒たちは、地下都市の一番底に祈りの場を設けたという説明であった。
とにかくケナンさんの説明は詳しいうえにわたしたちの興味をそそるような妙味ある話が実に印象的。
それともトルコという国が特別なのかもしれない・・・・とも感じたのだった。

6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_15492962.jpg6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_15444997.jpgウチヒサール
カッパドキアの中でも最も高い地点でもある「ウチヒサールの要塞」は、一帯の雄大な自然が一望のもとにできるポイント。ウチヒサールとは「3つの要塞」という意味だそうだ。
一見、ただの岩山のように見えるのだが、かつては敵の侵入を防ぐために使われていたとか。大きな城塞からはカッパドキアのすばらしい景色を見ることができた。3角形の大きな二つの岩は人間の手が加わっていない全く自然の形で残っている。奇岩が点在する広陵とした大地にスリ-シスターズと呼ばれる、3人娘が寄り添うように並ぶ姿に似た奇岩があった。面白い!実に面白い!ゼルベ、

6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_15501394.jpg6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_15512854.jpg
カッパドキア観光のハイライトスポットであるといわれるパシャバー地区のゼルベの谷。
パシャバー地区には有名な「キノコ岩」が立ち並び、煙突の形に似ているこれらの岩は中に妖精が住んでいるという言い伝えから「妖精の煙突」ともいわれています。バスの車窓からゼルベの谷の奇岩群が見えてきたときは思わず絶叫に近いほどの感動の声が出たほどである。
デヴレントは「イマジネーションの谷」と呼ばれるほど、さまざまな形の岩が集まっていてこの場所はらくだの形をした岩があることから らくだの岩とも呼ばれている。
ここにくる観光客はまずこのらくだの岩の前で記念撮影するという。ここで妙なアイスクリーム屋に出会う。大きな声を出しながら両手で持った長い棒で頭上まで長くのばし他アイスクリームを最後にコーンカップに入れて売る派手なおじさんの存在だった。
6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_15524618.jpg6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_155633.jpgクルチュラル谷
は「刀渓谷」とも呼ばれる先が鋭い奇岩がたちならんでいた。色々な写真でカッパドキアのことは知ってはいたもののこれほどのものとは知らず驚きと感動の連続の地であった。
カッパドキアを後にして洞窟レストランんでます料理の昼食。
アヴァノス
カッパドキアはヒッタイト時代より陶器の原産地としても知られているようで、ここアヴァノスはその伝統を受け継ぐ町。アヴァノスのすぐそばを流れるクズル川(トルコ語で赤い川という意味)の粘土質の土を材料に素焼きの花瓶や食器などを焼いているという。6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_1723894.jpg

次に陶器工房へ。美しい色彩と模様で焼かれた陶器たちが私を日本に連れてって!と言っているように立ち並んでいた。
高価なものからちょっとお土産くらいに・・・と思われる値段のものが所狭しと立ち並んでいる。
トルコの国花はチュウリップであることを知ったからか美しい陶器が沢山、沢山 並ぶ中でひときわ私の心を掴んだもの・・・・・それは赤いチュウリップがデザインされた小さな壁掛け。 この小さな壁掛けを自分への土産にした。

途中もう一か所 トルコ絨毯工房へ案内された。ここでトルコの紅茶とワインをご馳走に鳴りながらたくさんの絨毯を見せてくれ説明をしてくれた。
私は以前 中国に行った時も絨毯工房にたちより、そこで絨毯の説明をきいた。中国のものとは糸などは異なるが矢張り高価なものとそうでない物が並ぶ。二者択一形式のクイズを出され、結果的にその見分け方も少し理解できた。6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_17251695.jpg

中国を訪れた時 山繭の糸を織り込んだ物(少しグリーンがかった色が特徴)をそれなりに矢張り高価ではあったが随分値引きして購入した事を思い出した。現在其の絨毯を使っているが山繭の糸はとても貴重なものらしく、光沢が他のものとは違い角度によって色が変わるのが美しい。

<とにかく今日は自然の力と人の力の大きさ、強さをまざまざと見たり聞いたりできいろいろな驚きと感動のあった1日であった。  今夜の宿泊は洞窟ホテル。 部屋のい中がさっき見てきたカッパドキアの洞窟のようにしつらえてあり再度雰囲気を味わえた。夕食は部屋を出たところにあるがそのレストランの背景がカッパドキアの一部なのには又また昂奮させられた。6日目: 早朝の出発でコンヤを後にしてカッパドキアへ。_d0053828_1742057.jpg 

左の写真は今夜宿泊するホテルのレストラン前 
カッパドキアの洞窟群を背にして・・・・

明日は気球に乗るOPに参加希望した。・…楽しみ!!
by aakinishi | 2012-08-05 15:48
<< 7日目 ボアズカレ ~ アンカラ 5日目: バムッカレ~コンヤ観光 >>