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三つのY    今より幸せに ~これからも青春! 女と男~

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2月4日、18年度の市民大学、学習コーディネーター学科生10人の企画、運営による船橋市生涯学習フェアで千葉県初の女性弁護士となった渥美雅子氏による講演会が開催された。

〟今より幸せに ~これからも青春! 女と男~という演題で、講談も交え、分かりやすく楽しく語っていただけるとのことで、弁護士だから、法律問題など難しい話も飛び出すのではなかろうか、どんな話を聞くことが出来るだろうかと、とても興味深いものであった。

1963年中央大学法学部を卒業し、1966年に弁護士開業。多彩な弁護活動の中で 家族、相続、D.Vの事などを得意とし、さまざまな人生相談の回答者として柔軟な考え方と歯切れの良い回答で人気を博しておられること、講演や執筆も多く、現在千葉市内で法律事務所を開いており、女性と仕事の未来館館長、NPO法人高齢社会を良くする女性の会幹事、千葉県人権問題懇話会委員、千葉県公害審査会委員などを兼任し、2,005年には男女共同参画社会作り功労者として内閣総理大臣表彰を受けた、1997年11月には講談師の宝井琴梅、宝井琴嶺さんの協力を得て渥美講談塾を開設し、塾生も30人ほど集まりボランティアで老人施設などを慰問している事などのプロフィールの紹介があった後、講演に入った。

話の内容は、渥美氏の日常生活における楽しい事、ご自分の子宮ガンを患ったときのこと
ご主人が脳梗塞で倒れたときの事など等、身近な出来事を時にはユーモアを交え、時には真剣な面持ちで語り、あっという間に予定の時間が経過していった。

その話の中で、この講演会のタイトル、サブタイトルに見合った結論的な、しかも印象的な言葉が残った。

人間女も男もこれから生きてゆく為に必要な事・・・それは三つのYであると。
三つのYとは、役割を持つこと、友人を持つこと、余技を持つ事 という事であった。
家庭においても社会の中においても、この三つのY を持つ事が出来れば、きっと今より幸せに過ごせるというものであった。

確かに、定年退職をした世の男性もその男性とともに暮らす女性も、地域社会との接触を持ち、内にも外にも自分の役割をしっかり確保し、友人、知人など多くの仲間つくりをして、沢山の趣味(余技)を持ち時間をもてあます事の無い日々があれば、きっと今より幸せを感じる事があり、実年令こそ戻って若返る事は決して無いが、これからも心の中に様々な青春を感じることも、多々生じる事もあるに違いない。・・・・この締めくくりとも言うべき言葉に同感したのは私だけではなかったと思う。
by aakinishi | 2007-02-15 17:17
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