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干支(えと)について

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来年2006年(平成18年)の干支は丙戌である。干支については漠然と知っている人も少なくは無いだろう。私が若かりし頃,この干支について書道の師が教えてくれた事を思い出しながら、再び認識を新にしようと思った。

先ず、干支は一般的には十二支として使われる事が多い。本当はこれは十干と十二支を組み合わせた「十干 プラス 十二支」を、干支(えと)と言う。十二支は周知されているように 「鼠(ね)、牛(うし)、虎(とら)、兎(う)、竜(たつ)、蛇(み)、馬(うま)、羊(ひつじ)、猿(さる)、鶏(とり)、犬(いぬ)、猪(い)」というもの。

十二支は、中国の「殷」の時代の王充(おういつ)という人が、暦を覚えやすくするために、「十二支」の「子」には「ねずみ」「丑」には「うし」というように身近な動物をあてはめたのだといわれている。「支」は木の枝を意味している。

正式な十二支名は子(シ)、丑(チュウ)、寅(イン)、卯(ボウ)、辰(シン)、巳(シ)、午(ゴ)、未(ビ)、申(シン)、酉(ユウ)、戌(ジュツ)、亥(ガイ)で、もともと十二支は木星が約12年で天球を一周することから、その位置を示すために天球を12の区画に分けて、それぞれに名前を付けたのが十二支の由来とされている。つまり十二支は「年」を数える数詞だったのである。やがては「月」や「時」を数える数詞などにも用いられていくようになった。

十干とは甲(コウ)、乙(オツ)、丙(ヘイ)、丁(テイ)、戊(ボ)、己(キ)、庚(コウ)、辛(シン)、壬(ジン)、癸(キ)の総称であり「干」は木の幹を意味している。
「日(太陽の巡り)」を数えるための数詞で、1ヶ月を上旬、中旬、下旬と十日ずつに分けた、その十日を単位にしたものが十干。
十干は、60の周期となるので六十干支とも言う。これを年に割り振ると60年で一回りすることになる。60歳を還暦というのもこのためである。

記憶に残っている1966年は丙午で世間一般が忌み嫌い出産を控えた夫婦の多かった年である。次ぎの丙午は2026年。少子化で人口が減っている現在、果てさてこのころも丙午を避けた現象が起こるのだろうか?


読み方 該当年

甲子(きのえね) 1864(文久4)年 1924(大正13)年 1984(昭和59)年
乙丑(きのとうし) 1865(元治2)年 1925(大正14)年 1985(昭和60)年
丙寅(ひのえとら) 1866(慶応2)年 1926(大正15)年 1986(昭和61)年
丁卯(ひのとう) 1867(慶応3)年 1927(昭和2)年 1987(昭和62)年
戊辰(つちのえたつ) 1868(慶応4)年 1928(昭和3)年 1988(昭和63)年
己巳(つちのとみ) 1869(明治2)年 1929(昭和4)年 1989(平成元)年
庚午(かのえうま) 1870(明治3)年 1930(昭和5)年 1990(平成2)年
辛未(かのとひつじ) 1871(明治4)年 1931(昭和6)年 1991(平成3)年
壬申(みずのえさる) 1872(明治5)年 1932(昭和7)年 1992(平成4)年
癸酉(みずのととり) 1873(明治6)年 1933(昭和8)年 1993(平成5)年

甲戌(きのえいぬ) 1874(明治7)年 1934(昭和9)年 1994(平成6)年
乙亥(きのとい) 1875(明治8)年 1935(昭和10)年 1995(平成7)年
丙子(ひのえね) 1876(明治9)年 1936(昭和11)年 1996(平成8)年
丁丑(ひのとうし) 1877(明治10)年 1937(昭和12)年 1997(平成9)年
戊寅(つちのえとら) 1878(明治11)年 1938(昭和13)年 1998(平成10)年
己卯(つちのとう) 1879(明治12)年 1939(昭和14)年 1999(平成11)年
庚辰(かのえたつ) 1880(明治13)年 1940(昭和15)年 2000(平成12)年
辛巳(かのとみ) 1881(明治14)年 1941(昭和16)年 2001(平成13)年
壬午(みずのえうま) 1882(明治15)年 1942(昭和17)年 2002(平成14)年
癸未(みずのとひつじ) 1883(明治16)年 1943(昭和18)年 2003(平成15)年

甲申(きのえさる) 1884(明治17)年 1944(昭和19)年 2004(平成16)年
乙酉(きのととり) 1885(明治18)年 1945(昭和20)年 2005(平成17)年
丙戌(ひのえいぬ) 1886(明治19)年 1946(昭和21)年 2006(平成18)年
丁亥(ひのとい) 1887(明治20)年 1947(昭和22)年 2007(平成19)年
戊子(つちのえね) 1888(明治21)年 1948(昭和23)年 2008(平成20)年
己丑(つちのとうし) 1889(明治22)年 1949(昭和24)年 2009(平成21)年
庚寅(かのえとら) 1890(明治23)年 1950(昭和25)年 2010(平成22)年
辛卯(かのとう) 1891(明治24)年 1951(昭和26)年 2011(平成23)年
壬辰(みずのえたつ) 1892(明治25)年 1952(昭和27)年 2012(平成24)年
癸巳(みずのとみ) 1893(明治26)年 1953(昭和28)年 2013(平成25)年

甲午(きのえうま) 1894(明治27)年 1954(昭和29)年 2014(平成26)年
乙未(きのとひつじ) 1895(明治28)年 1955(昭和30)年 2015(平成27)年
丙申(ひのえさる) 1896(明治29)年 1956(昭和31)年 2016(平成28)年
丁酉(ひのととり) 1897(明治30)年 1957(昭和32)年 2017(平成29)年
戊戌(つちのえいぬ) 1898(明治31)年 1958(昭和33)年 2018(平成30)年
己亥(つちのとい) 1899(明治32)年 1959(昭和34)年 2019(平成31)年
庚子(かのえね) 1900(明治33)年 1960(昭和35)年 2020(平成32)年
辛丑(かのとうし) 1901(明治34)年 1961(昭和36)年 2021(平成33)年
壬寅(みずのえとら) 1902(明治35)年 1962(昭和37)年 2022(平成34)年
癸卯(みずのとう) 1903(明治36)年 1963(昭和38)年 2023(平成35)年

甲辰(きのえたつ) 1904(明治37)年 1964(昭和19)年 2024(平成36)年
乙巳(きのとみ) 1905(明治38)年 1965(昭和40)年 2025(平成37)年
丙午(ひのえうま) 1906(明治39)年 1966(昭和41)年 2026(平成38)年
丁未(ひのとひつじ) 1907(明治40)年 1967(昭和42)年 2027(平成39)年
戊申(つちのえさる) 1908(明治41)年 1968(昭和43)年 2028(平成40)年
己酉(つちのととり) 1909(明治42)年 1969(昭和44)年 2029(平成41)年
庚戌(かのえいぬ) 1910(明治43)年 1970(昭和45)年 2030(平成42)年
辛亥(かのとい) 1911(明治44)年 1971(昭和46)年 2031(平成43)年
壬子(みずのえね) 1912(明治45)年 1972(昭和47)年 2032(平成44)年
癸丑(みずのとうし) 1913(大正2)年 1973(昭和48)年 2033(平成45)年

甲寅(きのえとら) 1914(大正3)年 1974(昭和49)年 2034(平成46)年
乙卯(きのとう) 1915(大正4)年 1975(昭和50)年 2035(平成47)年
丙辰(ひのえたつ) 1916(大正5)年 1976(昭和51)年 2036(平成48)年
丁巳(ひのとみ) 1917(大正6)年 1977(昭和52)年 2037(平成49)年
戊午(つちのえうま) 1918(大正7)年 1978(昭和53)年 2038(平成50)年
己未(つちのとひつじ) 1919(大正8)年 1979(昭和54)年 2039(平成51)年
庚申(かのえさる) 1920(大正9)年 1980(昭和55)年 2040(平成52)年
辛酉(かのととり) 1921(大正10)年 1981(昭和56)年 2041(平成53)年
壬戌(みずのえいぬ) 1922(大正11)年 1982(昭和57)年 2042(平成54)年
癸亥(みずのとい) 1923(大正12)年 1983(昭和58)年 2043(平成55)年


十二支の順番の話   なんとなく納得してしまいそうな話である 

昔、神様は干支を決められる時に、国中の生き物に「港に船の用意をしておくから、先についたものから乗り込め」というおふれを出しました。 その知らせを受けて、いろいろな動物が次々とやってきて、船に乗り込んでいきました。 その中でも、牛は自分はのろまだからと思っているので真っ先に出かけました。それから、虎(とら)、兎(うさぎ)、龍(たつ)、蛇(へび)、馬(うま)、 羊(ひつじ)、猿(さる)、鶏(とり)、犬(いぬ)、猪(いのしし)と次々に乗り込んできたので船は一杯になりました。 さていよいよ神様の前に出る時、「牛」は自分が一番だと思っていたのですが、実は「鼠(ねずみ)」が「牛」の背中に隠れていて、神様の前にピョーンと飛び降りて一番ということになったのでした。 それで順番が確定したのだといわれています。

また余談になりますが、この時、「猫(ねこ)」も十二支に入れてもらおうと思って準備していたのですが、「鼠(ねずみ)」にだまされて集合の日に間に合いませんでした。 それで、十二支に入れなかった「猫」は今でも「鼠」を見るとだまされたことをうらんで、追い負け回すようになったといわれています。

世界の十二支   十二支の動物も国によって多少異なる所が面白い

日本の干支                 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
中国の干支                 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
台湾の干支                 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
韓国の干支                 鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
チベットの干支               鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
タイの干支                  鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
ベトナムの干支               鼠、水牛、虎、、龍、蛇、山羊、猿、鶏、犬、
ロシアの干支                鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
モンゴルの干支              鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
                        鼠、牛、、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
ベラルーシの干支             鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
                        鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
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by aakinishi | 2005-12-23 12:02 | Trackback | Comments(0)