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言の葉 一字 [ 和 ]

8月22日 新しく採用されたALTの青年たちへの“書道体験”の講師として 県より依頼されOVTAに出かけた。日本に来てからの研修の一環だと言う。

d0053828_0441775.jpg何せ体験のみだから 割り振られた時間が70分という短い間ではあるが、楽しく、有意義に、しかも何か形にして残るようなものにしたいと、またもや自分の智恵を絞りながら考えた末は、簡単にして心に残る一文字をいくつか練習し、其の中から自分の好きな文字をこの短時間内に色紙に清書し、それをイーゼルに立てて机上のインテリアの一つになるように指導しようという結論に達した。

先ず、日本で使われている文字についての説明と文房四宝(筆、加味、文鎮、墨)、そして紙の表裏、筆の持ち方についてとりあえず講釈をした。其の時点で皆が興味を持ってくれていると確信できた。

次に、先ず基本中の基本である「一」と言う線の引き方を練習したのではあるが、 説明だけでは最初は起筆も終筆もうまく書けた人は少なかったが段段慣れて来て15分もするとこちらの思い通りの結果がでたので、これで次ぎのステップに進む事が出来ると感じられた。

次に画数の少ない漢字、そして意味の良い漢字として「和」「心」を楷書と行書で練習したのだが、「和」の草書体をデモンストレイションとして皆の前で書いた時、「エレガント!」と言う声があがり予め渡しておいた日本語と英語での「和」に対する資料も影響したのか皆それぞれの線ではあったがほとんどの人は草書体の「和」を色紙に清書した。思ったよりユニークで、そして上手に書いた。

実を言えば私自身が「和」と言う文字も、意味も、好きなのである。

終わった時には「有難うございました」はっきりした口調の日本語での挨拶があった。
彼らの今後の活躍を期待したい。
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by aakinishi | 2006-08-26 00:44 | Trackback | Comments(0)

7回目の個展

2006年7月27日~8月1日の ”西口晶代作品展” は無事、且つ盛況裡の内に幕を閉じる事が出来た。

一年おきときめて開いている個展ではあるが矢張り会期前と、会期後の相当の努力と勢力が必要である。

だが個展が好きなのは 正に会期中は会場が「私の世界」となり、そこに没頭できるからである。

出来ることなら会期中は 常駐をして、「顔」と「声」をダイレクトに伝えたいと思っているので 毎日決まった時刻にギャラリーに入り、帰りはアフターファイブ組みの人達との交流もあり帰宅時間もまちまちとなる。でも結構それをも楽しんでいる自分に気がつく。
  
絵を自分の家に飾りたいという人がいる場合、作家本人がいると居ないでは大きく変わってくるのではないかと思いこの6日間は、ギャラリー任せという事は避けた。私の使っているギャラリーは2年待ちと聞いている。ギャラリーに認められると次回のお誘いにつながってくるというのが実状だそうである。

有難いというか少しプレッシャーというか”1年おきの個展"と言う事が浸透しているのか私にも次ぎの会期が2008年7月末からと当然のごとく決められていた。
  
このギャラリーは観る人にとって丁度「観やすい空間」であり、それにもましてオーナーご夫婦が微に入り細にわたりよく気がつき搬入から搬出まで十分な世話をしてくれ、大きな絵(20号以上)については私の苦手とする価格交渉まで信頼をおいて任せっきりという所である。私にとっては普通の家には飾れないような大きな物は 壁面をもつ場所に飾っていただけると言う事のほうがうれしい事なのだから・・・・。

個展をするなら季節は春と秋がベストとよく言われる。暑い寒いの季節は人が動かないと言うが私は都合上、夏休みなどを利用しての期間となってしまう。しかし、芳名録を見ると毎回150人余もの人がお忙しいであろうにわざわざ訪れ、ご高覧下さっているという事実に感謝の念でいっぱいである。

増してや、自分も気に入って描けた物に対して 心ひそかにではあるが どなたかこの絵を飾ってくださらないかな・・・と思っているものに対して、見てくださった方が「この絵が好き!」と言って下さったりすると益々嬉しくなり、 さあ 又 次も頑張ろうと言う気が起こるのである。

毎回 わたしのライフワークとしているチャリティー作品についても少しずつ私の意思が理解されつつあり、今回も多くの方々のご理解とご協力によって「市の社会福祉協議会、」「地区の社会福祉協議会」、そして今年立ち上がったばかりの日本語のおぼつかない外国から来た子供のための「子供日本語教室」と言う3箇所に分散して寄付をする事も出来た。

協力してくださった方々の善意と 手前味噌ではあるがチャリティー作品の制作に随分長い間 夜中までかけて制作した自分の努力とに「ありがとう!」 「お疲れ様!」 「乾杯と言いたい心境でもある。

兎に角、個展には会期中に様々な人との 出会い と 交流がある。
そんな時 自分自身 人が好き!、書くことが好き!、 描く事ことが好き!なんだと再認識できる時間帯なのである。
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by aakinishi | 2006-08-13 00:24 | Trackback | Comments(0)