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あ る 日 の 事


種々の団体のミーティングに出席する機会が多いと 色々と感じたり、 考えさせられる事がしばしばある。

そのうちの1つ・・・ある日の事。司会、進行の立場の人が 自分の考えを押し出し結論めいた発言をするという場面に出会った。
そこに参加して発言した人の意見と自分の思いとが違っていたのであろう。
急に怒りにも似た激しい口調で「だったらいいです!自分のほうでやります!」と言い切った例。

このとき私は 其れはまずいんじゃない?と司会者に対しての実感であった。
何故このような発言をしてしまったのか?どうしてそんなにすぐ怒りに変えた発言をしてしまったのか?
つまりその怒りの発言は「こんなに自分が頑張っているのに・・こんなに大変な思いでこの会のために携わっているのに!少しは人の苦労も解ってくれてもいいじゃないか!そんな発言を聞くより自分でやるほうが樂だよ!」というものだったに違いない。
気持ちは十分わかる。

しかしどうだろうか?気持ちは良くわかった上ではあるが私は異なる観点で感じたのだった。

「自分はこんなに頑張ってる」という実感が、ある種の特権意識みたいになって表れてはいないだろうかと・・・・。
特権意識とは特別有利な取り計らいや、自分の期待し従うことを理由無く期待する心理だという。
正にこのときは自分の期待に相手が自動的に従うことを期待する心理が働いていたに違いない。
であるのにその司会、進行者にとっては その期待が見事外れた質問叉は発言だったのだと思う。

一方、考え方にもよるが、もしこれが  「自分はこんなに頑張ってる」という実感がその人の、ある種の特権意識なるものであれば、一方的な怒りなのではなく、その人なりのもっともな理由があっての怒りであるとも考えられる。

但し、そのような理解の上においても矢張り、複数の人間が集まる場においては どのようなときも冷静さを失わず、お互いに自らの考えを述べ合い、理解しあい、合意に導くような会話をする事が大切であると私は思う。
この日のようなミーティングは不愉快でもあり、後味は良くないのは私だけではないはずであるから・・・。

「人の振りみて我が振り直せ」という言葉がある。私もそうであるが自分のことは良くわからないことが多々ある。

自分への評価を気にするという事ではなく他人の良い所 悪い所などを見極めて良いと思ったところをどんどん吸収したい。このある日のことを機にして、人は皆、 少なからず常に冷静でありたいと感じ自らを律したのだった。
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by aakinishi | 2009-01-29 16:46