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映画「つむぐもの」

今日は映画「つむぐもの」を鑑賞。監督は犬童一利(トークの場面でお会いした監督は30歳台前半の金髪の若く可愛い感じの方だった) お若い方が良い映画を作られたなというのが第一印象である。
これは介護について考えさせられる映画だった。ストーリーは伝統産業が盛んな福井県に住む和紙作りの頑固な職人と韓国から来た自分本位な若い娘が次第に心を通わせていく。妻を亡くして以来、偏屈な性格から誰とも心を通わせることなく生きてきたが脳腫瘍で倒れ、半身まひで介護が必要な体となってしまった剛生のもとにヘルパーとして韓国からやって来たのが、フリーターのヨナだった。性格と、文化の異なる2人は当然たびたび衝突するが、ヨナの常識にとらわれない介護により、固く閉ざされた剛生の心が次第に開いていく。
介護はする者とされる者とのいろいろな隔たりがあり、介護する側にとっては決してきれいごとでは済まされるものでもないということもよくわかる。かといって感情のままに接すれば最近事件になっているような問題にまで発展しかねない。非常に難しい問題である。
理想だけでは確かに介護はできないということが良く理解できる。
それでも、この映画のヨナのように誰かを支え、介護される側の誰かも変わっていく介護があったらいいなと感じた。ラストの韓国語の本のシーン(頑固な剛生がヨナと心を通わせたいとひそかに勉強していた黒い鉛筆の跡や赤い線などがひかれた韓国語のテキスト本が、亡くなった後に部屋から見つかり、ヨナがそれを見て知り声を絞って泣いたシーン)では私の涙腺も開き放しで涙が止まりませんでした。現況のままで行けば自分も多分介護をする立場の人間となる。。今はこの映画を見たのを機に介護についてもっと、もっと深く考える必要を感じた。

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by aakinishi | 2018-03-31 17:23

「第九」の合唱

ちょっと話が前後するのだが記録としてアップ。
前々からやりたーい!!と思っていたことの一つ。
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2月11日に開催された「千人の音楽祭」で冒頭に市制80周年事業の一環で「第九」の合唱をしました。私のパートはソプラノ。ドイツ語に慣れ始めたころにはもう終わり・・・・。で少し寂しい気持ちです。お腹の底から声を出すのは非常に気分の良いものでした。今日 お世話をくださった方から集合写真が送られてきました。私も左の方に交じっています。
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by aakinishi | 2018-03-28 15:17

私の心配ごと

最近夫の食事の摂取量が極端に減少してきた。
食べたいものを食べてもらおうと懸命に栄養のバランスを考えながら料理する私の身として「食べたいものがない」と言い切られると何ともしようがない。
作ったものも半分は残す。今年の誕生日が来て80歳となるからこれが自然なのか?
聴けば同じ年代の友人のご主人たちも夫と同じような状態でいるようだ。
でも夫の場合はその方たちとは異なることがある。

夫は5年前に肺腺癌ステージ4、しかもとても珍しいといわれる「印環型細胞癌」と診断され、最新医療も受けられない!放射線も受けられない!と診断され、ほかの何の手立てもなく5種類の抗癌剤(シスプラチン、アリムタ、ドセタキセル、オプジーボ、ティー エスワン)のみを頼りにしてここまで頑張ってきた。副作用のひどいものに対しても一つ、一つ克服してきたのだ。
特に最後のティーエスワンの副作用がひどいもので真の辛さは東人しかわからないが、結果本人曰く「もう抗癌剤は嫌だ」と言うに至った。

行きつけの病院(医療センター)では既に異なる抗癌剤も無いようで一か月に一回病院に行き、主治医の経過観察のみの日々となった。

だが諦めたくない私たちは民間の免疫療法の道を選択し、多額にかかる治療を始めたのである。
結果はどうあれ、きっとこれにかけることが生きることへの挑戦だと思っている。
今までの事を考えると急に食欲が減退したことが解せない。QOLは保ってはいるが見ればかなりやせ、体力も落ちている。

私に対しても他人に対してもいつも冷静で優しい夫だからこそ、「よい人」だからこそ少しでも元気で長生きしてほしい。
私は毎朝、起きた時に空、いや宇宙に向かって祈っている。
「宇宙のあらゆる神仏様、夫の癌が完治することが一番うれしいですが、どうぞ私達がこの家で元気で長生きが出来ますようにお守り、お導きください」と・・・・。


早く以前のように普通の食欲が出ますようにと毎日の献立を考えながら作っている私。
「食べられない」と以前の3分のⅠくらいしか食さない夫の姿に私の体にまで影響し始めたみたいだ。普段ストレスなど貯めない性格の私なのにストレスからかゲップが続く。
これではだめだ、共倒れだけはしてはならない!
私が明るく元気でないと!と己に言い聞かせながらの毎日である。

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by aakinishi | 2018-03-23 17:06

葬儀に対する考え

過日私の知人のご主人が他界したことを2か月以上たってからひょんなことから知った。
あまり親しくもなく常日頃の交流と言えばボランティアの仲間としての付き合いのみ。
でもこれも相手にとってはお義理的にしか通じなかっただろうが「ご主人いかが?」という会話は何回ともなくしていた記憶がある。
亡くなってから2か月以上もたっているのにミーティングなどにも出席しながら何事もなかったようにふるまっていることに、むしろ失敬な!薄情な!と腹立たしさを感じた。

私だったら・・・・その程度の関係の人であっても 会う機会があったときに「生前はいろいろお心にかけていただきましたが夫が何月何日他界いたしました。すでに葬儀全般滞りなく済ませました。改めて感謝いたします。残された私を今後ともよろしくお願いいたします」というだろう。
家庭や地域の考え方により、葬送の考え方は異なり、たくさんの人に見送ってもらいたい人もいることだろう。そして名のある人からの花輪があるのを鼓舞する人もいる。

私たち夫婦はこれといった信仰心はないが、個人を成仏させてあげたい気持ちはお互いにある。親戚はすでに亡くなったか、高齢でしかも遠方に居住のためで参列が不能ゆえ、代表だけ参列してくださればよいと考えている。
しかし他人は言う。夫が私より早くあの世とやらへいったばあいの事を「西口さんはそうはゆかないでしょう。いろいろなところで活躍しているから」・・・・と、残された私に対する言葉だろうが
ヤダヤダ!このように形にはめ込もうとしたり十羽ひとからげ的なことを言ってほしくないし、これからも自分の信念は変わらない。

というのは夫も私も以前より「家族葬で行いたい」と望んでいる。
生きている間に本当に交流があって、いつも互いの健康を気にしてくれ、たびたび激励をしに拙宅を訪ねてくれたりする家族のような友人もしくは知人…これらのように本当に葬儀に来てほしい知人には是非参列して最後のお別れをしていただきたい。これが本心である。
この世にいなくなった後々までも脳裏の一部においてくれ,時には懐かしんでくれる人だけで良いと思う次第である。
どちらが先にあの世とやらへ行くかはわからないがいわゆる家族と共に心の置けない心から私たちに親しく接してくださった方数人に加わっていただき静かに見送ってほしい。

日本特有の美徳とされる義理、人情というものは、時として心の奥底からではなく全くのお義理で負担をかけることにもなりかねない。また夫の意思としては「志」というものもご遠慮申し上げたいという事でもある。

私の持論は人は生きている間に人と人の関係を構築しておくべきと考える。ただし自分の性格にあわない人、いわゆるあまり好感の持てない人とは構築しなくて良いと思っている。
そう考えれば私たちの葬儀は数人で良い。浅いお付き合いの人は参列してくださらないほうがかえって心の負担が軽くなる。

そうはゆかないこともあるだろうが・・・
"Simple is best"
これは全てに通じさせたい私の考え方でもある。


私は歯に衣を着せぬ類の人間である。ある人は言う。「西口さんの言うことは正論だ」と…言いながらその正論を通さずに曖昧に走る。私は曖昧が嫌い。一本筋を通していたい。ぶれたくない。群れたくない。公平でありたい。そうしながらすべてに接しているつもりである。

勿論このような私を快く思わない人もいるだろうし、その半面私を支持してくださる方たちもいることも確かである。
このコメントを読んで、もしこの私の見解を「もしかして私の事?」と自分が当事者と思う人がいたとしたらそれはそれでむしろ良いと考える。私を含め自分の事は意外にわかっていないから……。
あとは各々の見解を大事にすればよい。ずっと黙秘を通すのも術であろうから。




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by aakinishi | 2018-03-11 17:02

2018年元旦

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新しい年の初めの日を迎えた。

今年の干支は犬。何かとてつもない懐かしさを覚えた。
本当に賢い我が家の家族の一員だったバロンの年。
心を込めて「犬」の書をしたためた。
かなだのJoeから頂いたハスキー犬の可愛いおきものといっしょにお正月のお飾りに加えた。
今年は私にどんな幸せが訪れるのかとワクワク。
えっ、幸せって自分で作るものですよね~。(笑い)
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健康に留意して今年も自分なりに頑張ろう!と決意した元旦の朝だった。
それには夫の病が完治できないものであっても、免疫力を高めて少しでも元気に長生きをしてほしい
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by aakinishi | 2018-01-03 17:03

私の今年(2017年)の一年を振り返って:

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喜寿を迎える私の「記念年」に、できることをやろう!と決めた年でした。

1.結婚して丸50年の「金婚」にあたる年。記念に四万十川を見た
  いという夫の希望に沿って「四国周遊の旅」をした。

2.5月には船橋美術連盟の会員展。今年は落ち着かない美連を風刺
  して「希静」と題する絵を出品。
  いつもと異なるモチーフと色彩に皆驚く。

3.7月はライフワークとしてきた個展の開催。またまた多くの出会
  いがあった~。

4.9月は夫も私と同じ9月生まれなので2人で美味し
  いお酒と美味しい食事でお祝い。

5.同じ9月にアンデスルセンプロジェクト3年目のミュージカルに
  出演。
  そのためにと1月よりヴォイストレーニングに通い始める。
  オーデンセ裏町の酌婦の役にキャスティングされ、「私28
  よ!」のセリフが・・・(笑いの種)
  
6.11月は「市展」

7.市展が終わった次の日から国際交流協会がらみの「ヴェトナム視
  察旅行」で一週間。

8.12月はグループ展「翔展」
  
その間には週に書道4教室、絵手紙3教室、消費者モニター、生涯学習コーディネーター、国際交流協会の活動、

振り返れば私として、頑張ったんだなと感じる。これらをすべて楽しく過ごせることの幸せを感じながら・・・・!

実を言えば「出来る時に出来ることを」をモットーにしてきただけ。
健康であるから!健康が一番!!やろうとする気持ちがあったから。
まさに「生きている限り、夢見る力がある限り、人にはきっと何かが残る」
来年も「夢見る夢子」でありたいな~。

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by aakinishi | 2018-01-01 12:21

ベトナム視察旅行

ベトナム旅行 1日目 (2017. 11月16日)(木)

まず1日目:日本航空特別待合室で結団式を行う。
メンバーはPN会の方たちと船橋市国際交流協会の理解セミナー委員会のメンバーの参加者。
全員で18名。
JL-751便にて出発。今夜はハノイ泊。
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またまた 私の名前が昌代となっています。 実は与謝野晶子の晶と書いてあきよ(晶代)です・・・・・。まあ、いいや! 正しく書かれたり、読まれたりしたのは小学生時代だけだったから・・・と開き直る。
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日本航空特別待合室

23ページにまとめた写真日記…これを理解セミナー委員会の友人(と呼んでもよいかな?)が一冊の小冊子を作成できると促してくださった。このブログに掲載するのは大変だと思い1日目のこの写真で残りの写真と文章は小冊子として残すことにした。
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by aakinishi | 2017-12-19 17:01

手紙

xxxx子様
本当に久しくご無沙汰をしております。お変わりなくお過ごしのご様子何よりです。
この度は船橋市市展をご高覧くださりありがとうございました。
そしてその上に私の絵に対する奥深いご感想と一編の詩「突き抜ける美の先にあるもの」を手にし、直観として「さすが詩人だ」と感じました。
お手紙と詩を読ませていただきながら、私の方こそ何故か頬を伝わるものを禁じえませんでした。
「字は体を表す」と申しますが、絵にも色使い、筆使い、ナイフ使い、筆勢などを通して作家の心の奥底が自然に表れるのでしょうね。

私は今、私に課せられた人生を自分と自分以外のところでも全うすべく、がむしゃらに向き合っている自分を感じております。体力には妙な自信がありますが 時には何故か疲れを感じる時があります。でも、色々なことに直面したとき、そのことにストップをかけようとか言う気持ちがわかないのは自分でも不思議に思います。この性分は(?)これからもずっと続くでしょう。
更なる年齢を重ねたときはそうはゆかなくなる時も訪れるでしょう。・・・・が、一生「凛」としていたいのが希望です。

今、私は自分の健康であることに感謝しつつ、身辺にいるすべての人に「健康でありますように…」「健康が一番!」と申し上げています。

xxxxx子さんもどうぞ、日々健康に留意されてお過ごしくださいますようにお祈りいたします。
年末にはまた、グループ展がありますので是非お出かけください。お目もじを楽しみにしております。
御礼まで。
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by aakinishi | 2017-07-08 17:07

丸 50年を迎えて

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2017年(平成29年)5月3日  

この日私たち夫婦は結婚してから丸50年を   迎えた

 



50年という月日は長いようでもあり短いよ
うなものでもあった。

ひとことの言葉では言い表すことのできない
50年ではあるが強いて言うなら
[幸せな50年!」といえよう。
やりたいことを静かに見守ってやらせてくれた  優しい夫に感謝、感謝あるのみ。

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その夫が肺がんステージ4、最新医療の恩恵も受けられない、手術も不可能、放射線も受けられない、ただ残されたのは抗がん剤治療のみ、と診断を下されて絶望のどん底に突き落とされてから丸4年と4か月、何と5年目に突入!私の友人たちに「私の愛情で長生きさせる!」と豪語した私。こうしないとすぐに別れが来てしまうような気がして不安でならなかった。こう宣言すれば自分を少しでもより以上に奮い立たせることができるから…と。がんに対して向き合う学びもたくさんした。免疫力を高めることしかないことを知った私は本当に自分が信じられるものを取捨選択して夫と共に向き合ってきた。それが功をなしているのか目下普通の生活いわゆるQOLを保っている。

この先も 後ろ向きなことを考えず、二人で幸せを感謝できる穏やかな生活を続けられるようお互い寄り添ってゆきたい。そう心の中で己に語った一日だった。








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by aakinishi | 2017-05-04 10:48

贈る一文字

長い間いろいろお世話になった知人が転勤した。
感謝とはなむけの言葉として、私は一文字を書して贈ることにした。
その一文字は「無」
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「無」とは・・・  

中国における無の思想の精華は「老子」や「荘子」の無を展開した魏の王弼に見ることができる。

元来「老子」の無は,有に対する単純な否定の意味とともに有の意味を併せ持っていた。

だから「有が無から生まれる」ともいえた。

「荘子」は施策を一歩進める。「無用の用」というように,有の意義は無の作用によって生ずることを論理化したことで、それは無の無規定性、無限定性の発見に負うものである。


という意味を込めた一文字を送った。

今後 新天地で健康に留意して、
無から有を生じるような仕事ぶりを期待したい。







 
                


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by aakinishi | 2017-05-03 12:24